- 32歳、社会人1年目。
こんにちは
中途支援事業部でリクルーティングアドバイザー(RA)をしております川鍋です。
わたしの経歴はちょっと異色かもしれません。
というのも実は私、元Jリーガーです。
“引用:Jリーグ.jp”
9年間、プロサッカー選手としてプレーしてきました。
サッカー選手の多くは、引退後もサッカー界に残ることが多いのですが、
そんな通例に反し私は今、リアライブで働いています。
今回は,32歳にして社会人1年生の「仕事」に対する想いをお話します。
◆一般企業に転職した理由◆
結論から言うと、
「1度きりの人生、新しいことにチャレンジしてみたい」という思いからでした。
もちろん初めからそう考えていたわけではありません。
選手時代は、引退後のことについて考えることはほとんどありませんでしたし、
選手を辞めても何かしらの形でサッカーに携わる仕事をするのかなと
漠然と考えていた程度でした。
実際、周りの選手らも引退後はサッカー界に残る人間がほとんどでした。
では何故そんな思いに変わったかというと、
引退後改めて自分のセカンドキャリアについて考えたときに、
次の仕事でも
「大好きなサッカーと同じくらい『全力で熱中できること』を仕事にしたい」
また、やるからには
その道でトップになれるくらい活躍したいという思いがありました。
当初は、選手として全力で臨んできたサッカー関連の仕事に就くことが
1番だと考えましたし、実際に指導者としてのお仕事の話も頂きました。
しかしJ1で指揮可能な資格をもつ指導者が既に400人以上いる現状の中で、
自分の実績でトップを目指すことは非常に難しいことでした。
それなら目線を変えて
「今までと違う世界で挑戦してみよう」という気持ちが芽生えました。
振り返ってみると、自分の性格上、
「人と同じことをするのは面白くない」という気持ちもあったのだと思います。
そこから、せっかくなら全く未経験の一般社会で
新たな道を見つけようという考えに至ったのです。
◆32歳、社会人一年生◆
決心を持って臨んだ転職活動でしたが、
慣れないパソコンで履歴書、
職務経歴書の作成から始まり大苦戦。
自分の思いをプレーではなく文章に変えることも、
簡単なことではありませんでした。
しかし
「大好きなサッカーと同じくらい『全力で熱中できること』を仕事にしたい」という
想いが軸にあったので迷いなく突き進むことが出来ました。
縁あって、こうして今リアライブの一員として働いていますが、
今もその想いは変わりません。
転職した際にはサッカーでの実績やプライドは捨てて一般企業という
未知の世界に挑戦するという思いが強かったですし、
実際に会社ではサッカーの「技術」や「実績」は通用しないのですが、
選手時代に培った「仕事に対する想い」というものは通ずるものがあり、
自分の働く上での軸となっています。
仕事=「全力で熱中できること」
社会人1年生の今の自分の仕事が、
自分の理想像と合致しているかはまだ確信を持てる段階ではありませんが、
日々新しいことに出会い、それらに全力で向き合っていることは確かです。
リアライブでは日々、
多くの方々の新たなチャレンジを目にすることも出来、常に刺激を貰える環境です。
これから更に経験を積みながら、
サッカー以上に熱中出来るような自分の理想とする仕事像を実現し、
更に活躍できるよう精進していきたいと考えています。
リアライブ 川鍋
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<PROFILE>
中途支援事業部
川鍋 良祐(kawanabe Ryosuke)
青山学院大学卒業後、当時JFLの栃木SCに入団。
ルーキーながら開幕スタメンを勝ち取り、J2昇格に貢献するもまさかの戦力外通告。
トライアウトをへてニューウェーブ北九州(現ギラヴァンツ北九州)に入団し、
2年連続でJ2昇格を経験。目標でもあった「Jリーガー」となる。
その後、松本山雅FC、AC長野パルセイロ、キャプテンも務めたガイナーレ鳥取に移籍。
9年間のプロ生活を終え、2017年に引退を決意。