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2020.12.18.fri

【お客様の声】ジョブトラを活用した採用成功事例のご紹介

株式会社リアライブは、「入社3年後のミスマッチをなくす」という理念実現に向けて、企業の新卒採用支援と就活生向けの情報提供ならびに教育を行っています。企業と学生が早期から接点を持てる機会を提供するために、2022年卒向けには年間で400開催ものセミナーやイベントを実施しています。

今回は、弊社の小規模マッチングイベント “ジョブトラ” をご活用いただいている株式会社ウィンキューブホールディングス様の採用成功事例です。当サービスを用いて採用活動に携われている萩原様にお話を伺いました。

ジョブトラの導入背景を教えてください。

当社は、もともと求人媒体や合同説明会からの採用実績がありましたので、新しいサービスを導入することは検討していませんでした。実際に、合同説明会であれば1開催の出展で、約300名の学生と接点持つことが出来ていました。一方で、ジョブトラに1開催出展するため合同説明会と同額の費用を投資する必要がありましたので、約50名の学生との接触であれば費用対効果が悪いのでは、と当初は考えていました。

しかし、「今までの採用手法では出会えない志向性を持った学生と出会える」というご提案をいただき、そのような学生と接点を持てる機会を増やしてみたいと思ったことがジョブトラを導入する決め手になりました。

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ジョブトラの導入後の成果を教えてください。

2021年卒採用からジョブトラを導入し、初年度は11月より5開催出展して5名内定・4名内定承諾。2021年卒採用では15名採用を目標としていたので、ジョブトラ経由で約30%の採用実績を作ることができました。仮に、内定まで至らなくても他チャネル経由の学生と比較して、選考通過率が非常に高いですね。

当社では、書類選考や面接ではなくワーク型の選考「チャレンジャーズ」を実施しており、選考学生一人ひとりのアウトプット力を評価しています。私はグループワークを「現場の縮図」と捉えています。ビジネスの世界は、今まで挑戦したことのないことや分からないことに巡り合う場面がありますよね?

グループワークはそのビジネスシーンを短時間で疑似体験できることが魅力です。特に、ジョブトラで取り組むビジネスゲームは、学生にとって非常に難易度が高いグループワークであるので、高い障壁にぶつかった時にどのように向き合うのか、それをどのように登り切ろうとするのか、一人ひとり見ていると分かります。実際に、採用に至った学生を見ていると、「あのグループワークの時のように障壁を乗り越えているな」と思うことがよくありますね。

この成果もあり、2022年卒採用では時期を早めて8月より10開催出展することに決めました。12月時点で6開催出展を終えていますが、全体で8名内定出しをしたうちの5名はジョブトラ経由の学生です。

ジョブトラに初めて出展した際の印象はいかがでしたか。

学生が7分間の会社プレゼンを聞いて、各社に順位をつける投票システムは非常に面白いですね。これこそ、ジョブトラに何度も出展したいと思えるコンテンツの1つです。人事の仕事に長年携わっていると、目に見える形で他社と比較される機会がなく、また元営業マンとしては順位がつくとなると気合が入ります。

また、イベントの最後に「説明会などの予約をしたらドタキャンしないでほしい。仮にキャンセルする場合は必ず事前に連絡しましょう」「今日のイベントで出会った企業との出会いを大事にし、今後の選考を受けて内定を掴んでほしい」と司会の方から学生に対して就活のマナー等をお話をしてくださっているのは、企業としては非常に有難いです。

実際に、会社の情報に少し触れただけで「自分とは合わない」と判断してしまう学生がいますが、それは非常にもったいないと思っています。選考に進んだことで分かることや得られることもたくさんあるからこそ、ジョブトラで接点を持った学生は「会社のことをもっと知りたい」という主体的な姿勢で当社の選考に進んでくれています。

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当初は、これまでの採用手法で出会えなかった学生と出会えるという理由でご出展いただきましたが、実際にお会いした学生の印象はいかがでしたか。

出展時期によって多少差はありますが、基本的に主体性行動力がある学生が多い印象です。「先輩に言われたからとりあえず参加しました」という受け身な学生は少ないですね。これは、ビジネスゲームのパフォーマンスによって参加学生の順位と偏差値がつくというコンテンツの影響もあるかもしれませんが、「自分の現在地を知りたい」、「力試しをしたい」という熱量が高い学生がジョブトラに参加しているように感じます。

ビジネスゲームの難易度が非常に高いので、面接等では見ることができない学生の行動特性や素質を見極めることができるのも非常に面白いですね。

ジョブトラを使う上で工夫されていることを教えてください。

ジョブトラだけで会社理解を完結させないことです。

冒頭の会社プレゼンは、7分間しか時間がないので会社の話は一切せずに、マーケティングと今後の選考の話しかしていません。そのため、後の15分間の座談会ではじめて会社の話をしています。この場で学生から「御社って何の会社ですか?」という質問をたくさんもらいますね。私はこの事象を情報渇望感と呼んでいるのですが、「私の話を聞いてもらえればモヤモヤが晴れる」ということを伝えたくて、敢えてこのようなストーリー構成にしています。

ビジネスゲーム中の学生評価については、学生の言動はすべて肯定的に見るようにしています。例えば、「何か言いたいことがありそうだけど言えていない」場合でも加点ポイントにしています。これは、決して何も考えていないというわけではありませんので、一般的に減点対象になりそうな言動でも、伸びしろと捉えていますね。なぜなら、4時間半のジョブトラで企業と学生がお互いに知り合うことはできても、理解することまではできないという考えがあるからです。だからこそ、「〇〇さんのことをもっと知りたいから、今後の選考でまたお会いしたいです」というスタンスを持ちながら、学生と接することを大切にしています。

実際に、ビジネスゲームで厳しいフィードバックコメントを送った学生が選考に進むと「ジョブトラで萩原さんに~なコメントをもらったから、すごく悔しくて…」と思い出話になることもありますね。

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学生の言動を非常に細かく見ていらっしゃいますが、他に気をつけているポイントはありますか?

ジョブトラに参加する学生は、「自分が周りからどのように見られているか」を気にしている一方で、企業の言動も細かく見ているなと感じます。時々、ビジネスゲームの途中で企業が集まって、人事内で評価の擦り合わせをしている場面を見るのですが、非常にもったいないと感じています。だからこそ、ビジネスゲームが終了する時間ギリギリまで学生テーブルの周りを目立つように歩き回って、彼らの言動を見るようにしています。その方が、よりミスマッチをなくすことに繋がり、企業と学生双方にとってwin-winになると考えています。

株式会社ウィンキューブホールディングス様について詳しく知りたい方はこちら。
・会社HP ⇒ https://win-cube-holdings.co.jp/
・萩原様のTwitterアカウント ⇒ https://twitter.com/sir_hagiwara
・YouTubeチャンネル “採用マフィア” ⇒ https://www.youtube.com/channel/UCKPJkY5Go6zi89mPJgzXEcA
※採用担当の方に役立つ中小・ベンチャー企業専門の採用ノウハウを投稿しています。

取材協力:株式会社ウィンキューブホールディングス
執行役員 人事部 部長 萩原晃平様
取材/撮影:市嶋拓也

(注)記載内容(組織名・所属・役職・サービス名等)は、すべてインタビュー時(2020年12月時点)の情報です。
(注)2020年12月更新

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